伝教大師最澄さんしのぶ 比叡山延暦寺で没後1200年法要

一隅を照らす、これすなわち国宝なり

天台宗を開かれた伝教大師最澄さんが残された言葉はあまりにも有名です。

今年で1200年の大遠忌(だいおんき)を迎えた最澄さんの命日にあたる6月4日、大津市・比叡山延暦寺の大講堂で「御祥当(ごしょうとう)法要」が営まれました。

この日は法要に先立ち、1200年以上ともり続けている「不滅の法灯」が分灯され、大講堂に奉安。雨がふりしきるなか、厳かな声明が響きました。

「一人ひとりが生まれながらに持っているほとけ心に目覚め、命の大切さに気づき他の幸せを願う心が平和と安寧を享受する法華一乗の社会実現につながる」(阿部昌宏・宗務総長)とのメッセージ。

 法要の様子は動画サイトでもご覧いただけます。合掌。

心の灯がつないだ深い歴史への感謝と
人々の未来へつなぐ心の安寧の祈りを

【アーカイブ配信】伝教大師1200年大遠忌御祥当法要
https://1200irori.jp/content/topics/detail/goshotohoyo 

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